Q&A

お客さまから寄せられたよくあるご質問を掲載しております。

明方ハムについて

プレスハムとはどういうものですか?
畜肉(豚・羊・馬など)の小肉(肉塊の小さな肉)を集め、塩漬し、ケーシング(ビニール等の包材)につなぎ(ミンチ肉とでんぷん)と混ぜ合わせ、香辛料で味付けして、リテーナー(金型)に入れボイルしたハム。最近は、大きな肉塊を塩漬して作るロースハムやボンレスハムが主流となり、業務向け以外の製造量は僅かとなっている。
「明方ハム」は、国産の冷蔵豚肉のもも肉のみを使用し、大きな肉塊を15ミリ、脂肪は7ミリの角切りにして、製造しております。つなぎの割合も10%以下に抑えた、特級プレスハムとなります。
ハムとソーセージは何が違うのですか?
大きく分けて、肉塊とミンチ肉の割合で決まります、肉塊が50%以上あれば「ハム」となり、ミンチ肉の割合が50%以上で「ソーセージ」となります。
「ハム」は、大きく分けて、ロースハム、ボンレスハム、ベーコン、プレスハム、となります。これは、原料の部位と製法により異なります。
「ソーセージ」は、羊の腸につめた、ウインナーソーセージ、豚の腸に詰めた、フランクフルトソーセージ、牛の腸に詰めたボロニアソーセージがあります。腸は天然と人工(コラーゲンケーシング、ビニール系のケーシング等)があり、それぞれ形と食感が異なります。
醤油フランクやウィンナーの皮は何で出来ていますか?
上記のように天然と人工が有ります。
天然のほとんどが羊と豚の小腸を使用します。くの字型にまがり、食べると「パリッ」とはじけるような音がします。人工のケーシングは主に加食コラーゲンで、真っ直ぐな形となり柔らかいので音は出ません。
醤油フランクは、天然の豚腸を使用しております、少し硬い事が難点ですが、グリル等で焼くと香ばしく、ボイルや煮込み料理では具材に味がしみて大変おいしいです。
ハムやソーセージなどは、加熱しなくても食べられますか?
生ハム(非加熱食肉製品)サラミ・ベーコン(乾燥食肉製品)ハム・ソーセージ(加熱食肉製品)等は、表示欄の一番上の()内に加熱殺菌方法が示されております。それぞれに基準があり、生で食べても問題が起きない衛生管理基準が設けられています。
製品により加熱したり、焼いたりした方がおいしい場合もあり、おいしい食べ方や調理方法を探すことも楽しみとなります。
「明方ハム」は、生でも焼いてもおいしく召し上げれます。また、お料理に使っていただくと味が引き立ちます。
「醤油フランク」は、粉末醤油を生地に練り込んだソーセージなので、グリル等で、強めに焼くと香ばしくておいしいです。また、野菜と煮込んでも醤油味がついていますので、大変おいしくいただけます。

安心・安全について

アレルゲンの使用はありますか?同じ工場内でのアレルゲン品目の使用はありますか?
八幡工場で製造しております、「明方ハム」「ボロニアソーセージ」のアレルゲンは、豚肉のみです。その他の製品は、製造しておりませんので、コンタミの可能性はありません。
気良工場で製造しております、「醤油フランク」「郡上の焼豚」につては、豚肉の他に醤油由来の「大豆」「小麦」を使用しております。その他の商品を製造する場合は、朝1番に製造しコンタミを防ぎます。また、その他の製品につきましても「豚肉」以外のアレルゲンのある商品はございません。
なぜ添加物を使用するのですか?安全性は大丈夫ですか?
ハム・ソーセージの製造で、安全性や風味を損なわないために、どうしても必要な添加物があります。それぞれに使用基準があり定期的な検査も行っております。
「明方ハム」及び関連商品は、新鮮な国産豚肉を使用し、肉以外のタンパク質を使用せず、より自然に近い製品作りに努めております、したがって必要な添加物も限られており、使用量も最低限に抑えております。
発色剤(亜硝酸Naなど)の安全性は大丈夫ですか?
発色剤(亜硝酸Na)は、肉のミオグロビンという色素を固定して、鮮やかなピンク色を維持させるものです。着色剤ではありません。自然界にも多く存在し、緑黄色野菜にも多くあります。
問題は、肉の成分と結合し合成されるニトロソアミンという物質に発ガン性があるということです。
此の事から、使用には、法的規制があり製品中の残留が0.07ppmという微量しか許されておりません、毎日ハムやソーセージばかりを食べれば問題があるかもしれませんが、日本人の食べる量は少量で、日本ガン学会の発表でも、問題は無いか小さいと検証されております。
また、真空状態でも増殖し、制菌・殺菌が難しい、食中毒菌のボツリヌス菌に対する制菌効果も非常に高く、これは、長い歴史の中でも検証されております。
商品に使用されている原材料の原産地を教えてください
「明方ハム」及び関連商品の豚肉は全て国産豚肉です。
産地は、岐阜県産を中心に長野、愛知、三重、静岡、九州(鹿児島、長崎、大分、宮崎)が大半です。まれに関東、東北(福島を除く)北海道産も一部に含まれております。
また、つなぎに含まれるでんぷんは、北海道産の馬鈴薯でんぷんです。

そのほか

開封しても賞味期限まで食べて大丈夫ですか?
開封前後は、必ず冷蔵庫で10度以下で保存下さい。開封後は、賞味期限までは食べれますが、開封面が乾燥し硬くなったり、細菌等に汚染されないように、ラップでしっかりと包んで下さい。
「要冷蔵」の表示に気づかず、1日常温で置いてしまいました。食べられますか?
基本的に常温保存には対応しておりませんので、食べられません。
大きなハムなどは、一度に食べ切れません。どのように保存すればよいですか?
保存食品ですのですぐに傷むことはありませんが、そのままですと概ね2・3日~1週間ですが、状態により個体差がありますので一様には判断できかねます。できれば、一度に食べる分だけを小分けして、真空状態で保存できると良いですが、ラップ等でしっかりと包んで保存すれば、相当長く食べられます。
目安は、色・匂い・表面に水分が出ていないか・ネト(粘り)が無いかで判断いたしますが、判断は、個人的な観測ですので、確証とはなりません、あくまでも個人の責任となります。
その為の目安が賞味期限となっております。
ハムやソーセージは、冷凍保存できますか?
冷凍保存は可能ですが、風味や食感を損ねますので、お奨めできかねます。
-35度以下の瞬間冷凍以外は、肉の繊維を破壊し、水分と旨味が外に出てしまいますので、味・食感に相当影響を与えます。
明方ハムはどこで購入できますか?
「明方ハム」販売店ののぼりが掲示されているお店でお買い求め下さい。岐阜・名古屋の量販店の多くでも販売されておりますが、確実な販売店については、ホームページ上の取扱販売店をご参照ください。
明方ハムの端を包丁で切ったら金具に当たってしまい、上手く切れません
両端にアルミのクリップがありますので、端から約1㎝ほど離して切って下さい。
また、ボロニアソーセージは、金属レスの商品となっておりますので、切り口よりご開封下さい
工場見学はできますか?
事前にご連絡をいただければ可能です。
衛生面から内部に見学者通路がございませんので、モニターによるライブ映像と、製造工程のプロモーションビデオの視聴と説明、試食のご提供をさせていただきます。