真っ正直なこだわり

明方ハムは、昭和28年創業のプレスハムです。農協運営の工場であるため、利益のみを追求せず、製法を守り続けてきたからこそ、素朴な味が伝承され、地元を中心に愛され続けて今日に至っております。
原料は新鮮な国産豚のもも肉のみを使います(異種タンパク質や保存料・着色料を一切使用していません)。手作業で丁寧にスジや脂肪を取り除き角切りにして、塩と砂糖、微量の添加物(ハム作りに最低限必要)を練り込み、熟成を行い、少量のつなぎ(国産豚肉、国産馬鈴薯でんぷん)と数種類の香辛料で味付けしたより自然に近い食品です。
此の方法は、ハム作りの基礎的な手法で、大量生産には向きません、長年この製造方法で作り続けているからこそ、他にない肉本来の旨味が凝縮した味わいが生まれるのです。製法を変えず守り続ける事がこだわりであり、全工程に真っ正直に向き合い心を込め作り上げる。変えないのではなく、最良の手法を真っ正直に実行する。これが明方ハムの作り方であり、伝統的にこれを、真っ正直に継承していきます。

最後に、当工場の従業員一人一人がだれも欠けることなく、真っ正直に取り組むことが大変重要だと考えます。この「真っ正直」を工場のモットー(企業理念)といたしました。